縁側ハウス
スタッフや業者の方々と協力して家づくり
コスモホームで工事を担当しております。
これまで100軒以上のお客様の家づくりの現場監督をさせていただきました。
まだまだ先の話だと思っていた家づくり。
住宅の仕事に携わっていても、いざ自分の家となるとなかなか話を進める事ができずにいましたが、この度、自宅を新築するチャンスがやってきました。
家づくりに対する想い、妻の想い、息子への想いをどのようにまとめていくか、スタッフや業者と打合せを重ね、皆で知恵を絞りながら、ようやく完成を迎えます。
家族が増えたことをきっかけに
子どもが産まれるまで、家づくりのことをあまり考えていなかった私達だったのですが、一生住む場所を決める事に少し抵抗もあり、気長に考えていました。
そんな中、ちょうど2年前に家族が増え、子どもの成長する姿を見ているとそろそろ家を建てようかなと思い始めました。
自分が小さい頃はマンションではなく、一軒家に住んでいたこともあり、やはり子どもには我が家で暮らす楽しさを味わってほしい。
今までは当然かのようにアパートで暮らしていました。
庭はなく、風は通らない、あまり自然を感じない生活でした。
更に家族3人で暮らすには狭さも感じ始め、子育てにも不向きでした。
子どもが走るようになってきたので、庭でも家でも思う存分遊ばせてあげたいという気持ちがだんだんと強くなり、思い切って家を建てる決心をしました。
建てることが決まると、妻が突然の奮起。
まるで営業マンのようにいろいろな土地を紹介してくれました。
妻の希望は実家の近く。そのエリアに絞り、紹介してもらった物件を何件か見てまわりました。
すると、割とすぐに理想的な土地に巡り会えました。
お客様のお話をよく伺っていたので、土地探しはもっと時間がかかると思っていましたし、いろいろな問題があるものだと思っていました。
こんなに早く決まっていいの?と少々不安な気持ちにもなりましたが、営業チームのサポートもあり、特に問題もなく、トントン拍子に進めることができました。
もう少し土地探しの難しさを体験し、その経験などをこれからのお客さまにお伝えしたかったなーと思ったりもしました。
我が家のこだわりを
土地が決まると、次は建物の打合せへ。
建てるところは悩む必要がないので、あっという間に話は進んでいきます。
私たち夫婦は建物の好みも基本的なところは共通していることが多く、あまり考え込む事はありませんでした。
それぞれにこだわりたいところはありますので、そこはちゃんと話し合い、納得しながら進めていきました。
特に私は細かなところも気になるので、社長や森井に相談をしたり、設計のスタッフにキッチンの収まりを相談したりと、楽しみながら形にしていきました。
我が家のこだわりをスタッフと打合せするというのは何だかとても照れくさい気持ちもありましたが、一生に一度のことなので、しっかりと伝え、自分たちの納得のできる良い家ができたと思います。
現場が始まると、協力業者の方々に知恵や力を借りながら、我が家でしかできないことをいろいろと試してみました。
例えば板土間にしてみたり、フローリングの厚みを変えたり、窓枠の木材を変えたりと。
これから家づくりをお考えの方は見たことないものには挑戦しにくいと思います。
ぜひ、我が家を参考に自分の家づくりのイメージをしていただけたら幸いです。
暮らしを大切に、味わっていく
皆様にご協力いただいたおかげで完成した我が家を大切にしていきたいと思います。
子どもが元気に遊ぶ姿を見ながら、サーフボードの手入れをしたり、友人を呼んでBBQをしたり、今までできなかったことを楽しみたいと考えています。
家で過ごす時間、家族と過ごす時間を大事にしながら、子どもと共に歳を重ねていきたいと思います。