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Case.無垢材のささくれ>
床材(オーク)にささくれが一カ所ありました。
素足で触ると分かる程度の軽微なものでした。床材に関してはお引き渡し時に細心の注意を払って検査しておりますのが、お住まいになってから1カ月目でご指摘がありました。
おそらく、無垢材特有の収縮による現象だと考えられます。
すぐに、削ってペーパーをかけてオイルを塗って対応させていただきましたが、無垢材の軽微な収縮による現象は事前に把握がしかねますので、どうしても事後対応となってしまうことだけご了承願っております。
ただ、無垢材のメリットのひとつに、張り物でないため表面を削っても中まで同じ木だということに尽きます。また、きちんとメンテナンスすれば、永く使用できるのがよいですね。
参考までに、セルフメンテナンスの方法を記載しておきます。
ささくれがひどいときはカンナを使用しますが、軽微なさくれであれば紙やすりで十分です。
1.#400~600番の紙やすりで表面を研磨します。
2.無垢材専用の自然オイルワックス(または蜜蝋ワックス)を塗布します。
3.表面が乾いたら、再度軽くペーパーを当ててオイルワックスを塗り込みます。
あとは2~3時間で乾き次第完了です。