一級建築士のひとりごと
2023/05/30
畳の小上がり
設計リーダーの森井です。
畳の小上がり
よく畳の小上がりが欲しいと言われることがあります。畳コーナーなので3帖から4帖が一般的です。リビングに隣接した和室を床面積的に作ることができない場合や、畳は欲しいけどリビングをなるべく広くしたい時などに、畳の小上がりを設けることがあります。
小さな畳空間でも、少し床から上げることで特別な空間になります。ベットの高さに近づけば昼寝も快適。コタツなどを置くと掘りコタツにもなります。また小上がりにしていますので、床下に収納の引き出しを確り取れることもメリットです。
ソファの横につくると、ソファに座る人と目の高さも合いますので、ベンチのように座ってテレビを見ることもできます。小上がりにすることでほこりも舞い上がりにくいので衛生的です。来客が一晩泊まるところとしても使えます。
床の高さが違う空間はとても魅力的です。
2階や下屋の場合は天井を低くして天窓を付けると落ち着くおもしろい空間になります。
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