2022/09/24
家づくりはいい意味で時間がかかる
みなさまこんにちは。
ライターTです。
「自分に合った家づくり」の探し方、考え方について住まいアドバイザーの深谷さんに伺いました。
家づくりには先を見て考える時間が必要
「モデルハウスにいらっしゃるお客様の傾向として、以前は5件、10件と比較しながら見学をするお客様が多かったです。
しかし最近はホームページ等を見て、会社を3件程度に絞り込んでからいらっしゃるお客様が多いです。
ご自身の好みを反映して、時間を節約できます。お客様の決断や動きが速いと感じています。
ただ、どんな家が欲しいのか、自分の好みが本当に何であるのか、というのは多少時間をかける必要があると思っています。
例えば車なら、若い時はスポーツカーが良かったけれど今は家族が乗れる大きいのとか、アウトドアに行けるSUVがいいとか。
家って買い替えができないから、見た瞬間に決める、動く時代に同じ感覚で家を扱ってしまうと、大事なところを見落としてしまう、そのような危機感を感じています。
先を見ながら考えるということは、多少時間をかけながらじゃないと難しいと思います」
自分に合う家を考えていくポイント
「例えば、子どもがいないご夫婦、新婚さんだったとする。
お子さんが1人、2人と増えていくかもしれない、将来的なビジョンって想像はしづらい。
そのお子さんが成長して18歳とかになると、ざっくり大人4人の暮らしになる。
そして子どもが巣立って、自分が高齢になっていき、家族の人数も変わってきたりする。
『変わっていく』という前提で将来的なことを考える必要があるのだけれど、見えづらいですよね。
ただ単に大きい家を建てればいいわけじゃないし、場所も限りがある。
そもそも心地良くなくてはいけないし、健康的であることも検証していかなきゃいけない。
だけれど、日常生活の中でなかなかそこまで考えられない。
でも、実は考えてる人たちはいて、ちゃんと家を建ててからの『良い暮らし』、自分たちのリズムに合った心地の良いものを見つけてつくっている。
どのようにするかというと、やはり、最初は触れることが大事。
でもいろいろな会社の家を見れば見るほど『好みじゃないけどまぁいっか』という気持ちになってしまったり、営業スタッフにちょっとおされちゃって決めちゃうとか、衝動買いもあるから、難しいけれど気をつけないといけない。
流されずに、どんな家で暮らしたいのかっていうのを明確にするのが大事です」
一度は未来の家族の暮らしを深く考えてみる
「一回はね、真剣に家族の希望の暮らしについて考えてみる機会を持つことが大事だと思います。
生まれて育ってきた環境は夫婦で違うので、普段の会話ではなかなかそこまで深堀りできないと思います。
決して、がんばってくださいということでもないのですが、難しいですよね。正解はないです。
実際に、そうして家づくりをされた方々の暮らしをみるとすごく豊かですね。
結局は、その方に合っているということが大切です。
例えばOB様の暮らしを見る機会を持って、ご自身で見て触れて、こういうこと大事だなとか、学びながらつくると『良い家』になると思います」
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