一級建築士のひとりごと
2023/07/13
遊び心と子供の成長に合わせた可変できるプラン
設計リーダーの森井です。
子供が小さい時に部屋の間仕切りをして個室を作ってしまうのは、つまらないと考える方がみえます。写真は、そのような時にご提案した遊び心ある仕掛けです。
写横４M,縦8Mの空間に子供部屋３つできるようにスペースを取ったのですが、初めの数年は間仕切りなしで遊び場にしたいということで、ロフトから滑り棒で降りれるし、木で作ったジャングルジム風の壁で上がることもできる。そんな仕掛けです。間仕切りの予定位置には梁を入れていますし、子供の成長にあわせて間仕切り壁も問題なくできるようになっています。滑り棒の安全確認のため私もつかまってみました。
楽しい家にしたいとお話がよく出るのが、雲梯です。あと体を鍛えるための懸垂用のバーを何件か取り付けました。消防士さんとご縁があり数軒設計を依頼いただきましたが、懸垂バーは希望される方は多かったですね。吹き抜けのように天井が抜けているとつけやすいです。
ブランコ、ハンモック、の希望も問題ありません。内部の梁が化粧で表れているとつけやすいです。ブランコなどは梁の天端より梁を貫通させてボルトで吊って固定するのが良いと思いますので、設計時に位置を決めて工事中に取りつけると、強度も取れますし見た目もきれいに取り付けできます。
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