2023/04/01
内障子は優れもの
設計リーダーの森井です
住宅の設計の空間を考える時 大事なのが窓の位置や大きさです。天井高さも空間を考えるうえで大事な寸法です。完成した空間で、がっかりするときがあるのです。どんな事かと言いますと、空間に合わないカーテンです。空間もカーテンやロールスクリーンで台無しになる時があります。水平ラインを強調した枠を通したのにふわふわカーテンがあるとスッキリしない、でもカーテンがないと夜は外から見えてしまうし、熱も逃げますから何かは必要です。そこで私が良いと思うのが内障子です。和室に内障子をつけたりしますが、リビングやフローリングの空間に取り付けてもいい感じになります。
内障子を設置すると暖かい空気が逃げるのを20%防ぐことが可能です。 また、外から入る熱を遮熱する効果もあるため、夏でも部屋全体を涼しくしてくれます。 夏は涼しく、冬は暖かい空気を逃がさず、年中快適に過ごせる空間を提供してくれるのが障子の魅力です。
障子に差し込んだ光は、各方面に拡散して部屋全体を均等に明るくします。窓際だけ明るくまぶしく、奥は薄暗いという強いコントラストをなくします。やわらかな均一した光で部屋全体を包み、照明の均質度を高めます。
家づくりがこれからの方は内障子を私はおすすめします。
障子は建築的に大工が敷居や鴨居を作り建具屋が障子を作りますので、カーテンやロールスクリーン、ブラインドより費用はかかります。最近和紙はタフトップと言う破れにくい紙を使っていますので張替えしなくても10年以上大丈夫です。ただペットや尖ったもので突き刺せば破れます。
障子は引き違いではなく引き込みがおすすめです。窓の半分にいつも障子がいるのではなく壁に引き込めるようにすると良いです。居室のほとんどを内障子で統一できるといい空間になりますよ。
実は私の家はすべて内障子です。カーテンを開けた時のカーテンたまりもありません。障子を開けると景色もきれいに見えます。
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